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3月9日(日曜日)、武智さんの原木しいたけ園(中山)。山道を歩き、杉林の中で森林浴をしながら、子どもも大人もしいたけ狩りを楽しみました。
家族で原木しいたけ狩りに参加しました。
現地に到着すると、まず生産者の方からお話を伺いました。原木しいたけは、栽培に2年以上もの時間がかかることや、気温や湿度といったわずかな気候や環境の変化が成長に大きな影響を与えることを知り、改めて農業の大変さと奥深さを感じました。いつも当たり前のように食卓に並ぶ野菜やきのこが、こうした自然の営みと人の手によって大切に育てられていることを、実際に目のあたりにできたのはとても貴重な体験でした。いよいよしいたけ狩りが始まると、娘たちは夢中になってしいたけを収穫していました。特に6歳の長女は1.8キロものしいたけを採るほどの熱中ぶりで、収穫したしいたけを嬉しそうに見せてくれました。2歳の次女も小さな手で一生懸命しいたけを摘んでおり、その姿がとても微笑ましかったです。
収穫後はふるまいをいただきました。新鮮なしいたけの網焼きの美味しいこと!その味の濃さと香ばしさに驚きました。娘たちも一心不乱に食べ続け、「おいしい!」と笑顔を見せてくれました。猪鍋もまた絶品で、家族みんなで心も体も温まりました。
私たちがゆうき生協に加入したのは、長女が生まれたことがきっかけでした。安心して食べられるものを子どもに与えたいという思いから、定期的にお野菜とお米を届けてもらっています。不安定な市場環境の中でも、変わらずおいしい食材を提供してくださる生産者の方々には、本当に感謝しています。今回のように、生産者の顔や野菜が育つ土地を見ることができるのは、とても心強く、嬉しいことです。食べ物の大切さを子どもたちにも伝えることができ、改めてゆうき生協を利用して良かったと思いました。これからも、こうした自然と触れ合える企画にぜひ参加したいです。家族の思い出にもなり、色のありがたみを実感できる素晴らしい時間でした。
水本 真奈美