供給品カテゴリー
7月25日金曜日10:00-、日本有機農業研究会(当生協加入団体)の西条市の生産者の方々が、お互いの圃場見学会を開催されました。農畜産委員会理事二人も参加しました。
まずは藤田家族さん。ゆうき生協に供給してくださっているのは、主にズッキーニ。今年は赤玉ねぎも供給してくださいました。
小麦が終わった後の圃場が広がり、夏野菜が栽培されていました。なす、空芯菜、キューリ、ピーマン、ゴーヤなどがありました。ズッキーニは終了。除草対策で平畝にされていたり、小麦の藁を畝に活用されたり、薪ストーブの灰をまかれていたり、いろいろな工夫がされていました。その時、その時の状況で、学び考えられて実践されている藤田さんのご様子が伺えました。西条は、水が豊富なイメージですが、水も大切に管理されています。
次は、まんがら農園さん。ゆうき生協には、古代米とキウイを供給してくださっています。
棚田が広がる景色。古代米の稲が各種類栽培されていました。その間に、なす、ピーマン、里芋などの畑もありました。お手製のスプリンクラーが稼働していました。
野満さんは「田んぼの学校」を年6回開催されていて、現在20家族が棚田を活用し、お米を育てられているそうです。地域住民の方々も喜ばれた棚田復活!「開拓するのが好き」という野満さんをその地が呼んだ?!
猪、猿などの対策も万全。下から上まで三重の対策。
そして、ちろりん農園さん。ゆうき生協には、サラダ菜とにんじん芋を供給してくださっています。
鶏舎の鶏たちは元気のよい声で迎えてくれたけれど、「先ず、猿からの被害を見てください」と西川さん。ハウスの屋根を破ってトマトを食べられてしまったそうです。今回の企画をご提案されたベテランの西川さん。長年の山での生活の中で、肌身で感じる環境の変化に、その対策を講じながらの実生活を見学させていただきました。山を下りて地域住民ご依頼の畑も管理されています。夏野菜の畝の間にハーブが多種類あり、農作業中に香りに包まれるそうです。地元の小学校約60名の児童とも、学校菜園管理を通じて交流を深めておられます。
ちろりん農園の小玉スイカ。お福分けで皆さんとともにいただきました。「赤色を食べ尽くしてもスイカ味❤️」
文:中田美智子 写真:高安伸子