供給品カテゴリー
ゆうきの里では、毎年出荷が本格的に始まる前に、「目合わせ」という集まりを持ちます。生協の担当職員に足を運んでいただき、生産者と共に行うのですが、「目合わせ」とは簡単に言えば、正品として出荷していいもの、また、1級、2級と等級分けしているレモンなどについては、それらの基準を再確認して共有しましょうという作業です。ここでいう基準とは、ほぼ外観上のものに限られます。この基準は長年大きく変わっていませんが、出荷先や消費者の基準や志向の変化はあるようなので、その辺の情報を職員から聞きながら参考にして微調整します。総じて有機農産物に対して求められる外観の程度は年々厳しくなっているようです。
今年は大変ミカンが少なくて、ご迷惑をおかけしているところですが、どうやらレモンも全国的に不作のようです。こんな年にはできるだけ多く出荷したいと思うものですが、こういう時こそ目合わせが重要なのかもしれません。