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9月11日(土)、ごまの収穫作業を見せていただきました。畑では、ごまの鞘がたわわに実っていました。鞘の周囲に放射状に出ている葉っぱが、夏の日差しをいっぱいに浴びて光合成をし、一番近くの鞘に栄養を届けます。つやつやの葉っぱの潤いがなくなって、ガサガサしてきたら、ごまが熟成してきたサインだそうです。収穫のタイミングがあって、鞘が開く一歩手前のものを収穫します。鞘が開き始めたところに雨が降ると、発芽してしまいます。
わたしが到着したときには、雨が降り出していて、その日の収穫作業は終わっていたのですが、収穫したごまを軽トラで運んで、ハウスの中に干す作業を見せていただきました。すでに収穫され、乾燥が進んだものでは、開いた鞘から、金ゴマが顔を覗かせていました。
今年の夏は、長雨による日照不足のため、ごまの生育に影響が出ていないか心配です。乾燥させた後、選別してみないと、影響はまだよくわかりません。
収穫は喜びの時、ぜひ見にきてくださいと、おっしゃっていた神谷さん、収穫したごまを抱えて、嬉しそうです。収穫後は、春まで選別の作業が続きます。