加工開発委員会だより~森の風のえごま油~
αリノレン酸が豊富で生活習慣病予防やアレルギー体質改善に効果的な食品として、近年健康志向の方の間で話題になっているえごま油。
2016年より地元鬼北町でえごまの栽培から製油までを一貫して行っている企業組合「森の風」さん。
この度森の風さんのえごま油を月一企画で取扱いすることになったので、見学も兼ねて訪問させていただきました。
お天気がよかったので、お外でえごまを干してました。
原料のえごまは、鬼北町または松野町で合わせて20名くらいの方が無農薬で栽培したものを集めて使用しています。
収穫したえごまは、ふるいや唐箕を使ってゴミ取りをし、その後水につけると油の多く含まれるものは浮いてくるので、その浮いたえごまをすくい集め、洗濯ネットに入れて専用の洗濯機で脱水してから天日干し。
ここまでがとても手間のかかる作業です。
昔ながらの唐箕が現役で活躍中✨
天日干しの終わったえごまは冷蔵保存し、注文が入るごとに必要な分だけ搾油してます。
こちらの搾油機で、1回に1キロのえごまを約15分くらいかけて搾油します。
搾油時にえごまにかかる圧力は、なんと6tだとか!
ただ圧力をかけるだけのコールドプレス製法。
熱に弱いえごま油を余計な熱をかけずに良い状態で搾油します。
えごま1キロから搾れる油は約250~300g。希少!
搾りたてはまさに琥珀色✨
そして搾油したその日に瓶詰め、鮮度にもこだわってます。
こちらのえごま油を成分分析に出したら、αリノレン酸の含有率が全体の6割ほどで、
一般スーパーで販売されているものだと2~3割なので、かなり多く含まれていることになるそうです。
えごま油は熱に弱いので炒め物揚げ物にはNG、生食するのがおすすめです。
森の風さんのおすすめは、お豆腐にかけたり、あとはトーストしたパンにかけて食べるのもおいしいとか♬
健康のために一日スプーンに一匙そのまま飲んでる方もいるそうです。
森の風さんが仲間を集めてえごま油を始めた理由は
「自分たちが食べたかったから」
「自分たちで栽培して作ることが、一番の安心安全につながるから」
と、おっしゃってました。
森の風 えごま油
月一企画で供給開始です!
チラシで見かけたらぜひお試しくださいませ(^_^)
加工開発委員 末光真理子