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9月2日(土)、年に一度のみかん会議に出席するため、職員の小泉さんと共にフェリーで中島に行ってきました。神浦港に着くと、農畜産委員で柑橘生産者の和泉さんが迎えに来てくださいました。
みかん会議には、中島の生産者5人が出席しました。(一番奥が田村さん 左側奥から、和泉さん、向井さん、二神さん、右奥が岡田さん)
2ヶ月ぶりにまとまった雨が降り、涼しくなったので、少しホッとしました。けれども旱魃のため、今年のみかんは全体的に小玉となりそうです。レモンも梅雨明けまで太っていたのに、夏のあいだ雨が降らず、生育が止まっていました。これからの雨に期待したいです。

みかん会議では、今年の柑橘の生育状況を聞き、出荷の時期、量、価格などについて話し合います。量に関しては、昨年と同じぐらい出荷できるということでしたが、渇水のため小玉傾向です。温州みかんの2S(小玉)が、普通なら全体の2割許容されるところを、3割にすることになりました。価格については、変更はありません。10月中旬から、温州みかんとレモンの供給が始まります。
有機柑橘栽培には、天牛(カミキリムシ)が一番悩ましい問題としてのしかかります。天牛が入って、毎年一件の農家で、20本から30本の木が枯れてしまうそうです。せっかく成長して実がなり出したら、枯れてしまうとのことです。それでみなさん毎年、各種苗木を100本から150本植えています。今年は旱魃のために枯れてしまった苗木もありました。
田村さんは、1ヶ月前にアシナガバチに3箇所刺されて、アナフィラキシーを発症し、救急艇で松山市の病院に運ばれたそうです。元気になられて本当に良かったです。有機柑橘栽培は、ハチの危険とも隣り合わせです。夏の終わりから秋にかけては、巣が大きくなっているので、気をつけないといけないとのことでした。
会議の後は、お弁当を食べながら歓談。帰りのフェリーまでの間、和泉さんと向井さんの畑を案内していただきました。
会議で、「甘平が半分は笑っている」と話題になりました。乾いていたところに雨が降ると、甘平は、扁平な形で皮が薄いため、皮が裂けてしまうそうです。和泉さんの畑で被害を見せていただきました。

向井さんのレモン畑と温州みかん畑も見せていただきました。青い実がたくさんなっていました。(長年手入れをしてきた樹齢30歳ほどのレモンの木)

向井さんは、「歳やから来年は出せるかわからんよ」と言いながら、レモン、温州みかん、その他柑橘、栗かぼちゃと坊ちゃんかぼちゃ、玉ねぎを栽培し、出荷してくださっています。元気なおばあちゃんです。
温州みかんに関して、昨年から中島全体にそうか病(糸状菌が原因で皮にガサガサしたかさぶたができる)が出ているということで、見せてもらいました。皮を剥けば、中身にも味にも問題がないそうです。ひどいものははじきますが、多少外見がきれいでないものが混じるかと思います。B級品として供給することも考えています。
例年通り、レモンと温州みかん(10月中旬から)、伊予柑、はるみ(1月)、甘平、ポンカン(2月)、せとか、不知火(デコ)、はるか、清見(2月〜3月)、甘夏、カラマンダリン(3月)と、種類豊富な美味しい柑橘を供給いたします。
はれひめを初めて出荷予定。お楽しみに! 農畜産委員会 高安伸子
