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環境・食品ジャーナリストで、遺伝子組み換えやゲノム編集に対しての問題を著書や講演で発表され、行動されている天笠啓祐氏が新型コロナ対策について書かれた『新型コロナ対策の基本は食の安全』を読みました。
「政府や専門家は、抗ウィルス剤やワクチン開発に希望を見出していますが抗ウィルス剤は副作用が大きく薬剤開発が極めて困難です。」としてその理由は「ウィルスは人間とってなくてはならない存在で、大切な役割をしているものもあり、ウィルスを攻撃することは、自分自身を攻撃することになり、副作用が大きくなる」とのことです。またワクチンについては「出来たとしても、コロナウィルスの変化が激しいために、効果を無効にしてしまう可能性が強い」と書かれています。
「新型コロナウィルスのような感染力が強く、強い病原性を持ったウィルスから自分や家族、周囲にいる仲間を守ることは必要で、人込みを避けたり、マスクや手洗い、うがいは基本ですが、限界があります」として「最終的には免疫力をつけることが大切だ」ということです。
「免疫力を高めるためには、筋肉を強化することと腸内細菌を豊かにすることです。」として、筋肉を強化するには「運動に加えてバランスのとれた食事が大事で特にタンパク質をしっかり摂ることです」といい、「運動後の牛乳、日常的には大豆やお肉、お魚など高タンパクな食材」を勧めています。
腸内細菌を豊かにするには「バランスのよい食事に加えて、農薬や食品添加物といった腸内細菌に悪い影響をもたらす化学物質がまったく使われていないか、ほとんど使われてない食材が大事」ということです。
天笠氏は、「今後、さらに新しく病原性を増したコロナウィルスやインフルエンザが登場することは十分に考えられる。」として、「日頃から免疫力を高めることを心がけて、安全な食生活を送ることの重要です。」と結ばれていました。
愛媛県においても、今治と松山で県外に出ていない感染者が出ています。安全な食材でバランスのとれた食生活で免疫力を高めて、感染拡大を防いでいきたいと思っています。